花のみち [折々の詩]
・ ”♪ 赤い花ならマンジュシャゲ” むかし覚えたはやり唄 恥かしながら秋の陽に 小声で唄う散歩道。
チョイト失礼 真上から 意気揚々と 得意げに 撮って見せたら花が云う それは無いでしょ 「ヘ・タ・ク・ソ」は。
あちらで駄目なら こちらでパチリ 少し遅めのサルスベリ 今を盛りと 虫を呼び 顔を紅らめ ハイ ポーズ。
”わび” だ ”雅” と言われても わたしゃ 貴方の眼が欲しい 心静かに指を添え その一瞬を掴み撮れ 「綺麗に撮って」と萩が云う。
相も変わらず 懲りもせず ひがなテクテク あても無く カメラ片手のうた散歩 ”♪ 花も嵐も踏み越えて ゆくが男の・・” はなのみち。
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夏の名残り [折々の詩]
まだ明けやらぬ ひんがしの
空の白むを待たずして
朝つゆ分けて ひらきたる
なつの名残りの花のある。
そはおぼろげに ちりぢりに
きみの記憶をたどるとき
散らすに惜しき ほのかなる
想いをよせし時あるを。
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ふたつ よつ みつ 集まりて
いづれおとらぬ白肌を
すこし遅めのなつ空に
よろこびうたう 朝のかお。
な忘れじぞ しろたえの
きみのいのちは短くも
熱きをかたり なつの日の
華あるきみの在ることを。
撮影:Sep 20. 2009
アルハンブラ宮殿 (スペインの旅から) [動画(海外旅行)]
スペインの旅 シリーズ 17/24 アルハンブラ宮殿
(お詫び) 撮影では時に思わぬ失敗をすることがあります。 予備のバッテリーをバスに忘れてきました。 途中でバッテリー切れです。 ナント・・・
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